小林よしのり

玉川徹の驚くべき詭弁祭り

小林よしのり

日々の出来事
2020年 12月 14日

玉川徹は自殺者の急増が相当やばいと思っているのか、
自殺者急増まで相対化しようとしている。
女性の自殺者が10月は去年の8割増であり、その原因を示す
非正規雇用のリストラが、どれだけ女性を窮地に陥れたか、
NHKもやっていたのに、見てないのだろう。
見ても玉川なら、何も感じないと思うが。

コロナの死者は0にしなければならないと言う。
インフルの死者が10000人、出ていた時は無視だった。
風呂の溺死者が5000人は許せるのか?
異様なことに、コロナの死者だけは許せないというカルト
になっている。
コロナ脳の教祖なだけに狂い方が半端じゃない。

一方で、「煽りは過剰が正しい」と明言した。
犠牲が出るのに煽りは正しいとは言えないと、山口真由
が反論したが、それが正しい。
「オオカミが来たぞ」と言って、オオカミが来なかったら、
「来なくて良かった」と平然と言ってのけるのが正しい
という理屈である。
口が立つ者が詭弁を弄し始めたら、オウム真理教の
上祐史浩と同じになる。
それに誤魔化される馬鹿も続出するのだ。

モーニングショーは徹底的に叩かなければならない。
これは殺人番組だから、描き下ろし長編で叩いても
いいかもしれない。
というのは、北朝鮮の帰還事業を進めたミスリードの
責任をマスコミはとっていない。
マスコミのミスリードは人を不幸にするので、絶対に
妄信してはならないということを、常識にする必要が
あるのだ。