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シールズのペットになったネット民たち
泉美木蘭
どこに投票したらよいのかわからない人は、いま、フェイスブックかツイッターでシールズの奥田くんに自分の選挙区を伝えると、奥田くんがオススメの候補者を答えてくれるらしい。それで奥田くんのツイッターを見てみたら、 「東京都です。比例代表についても教えてください」「愛知のオススメを教えてください!」「広島の推薦教えてください」「兵庫です。誰に投票すべき?」「神奈川で...
自分のレベルでしか、他人を判断できない
泉美木蘭
あいつはおかしい、自分は正しく客観視できている!誰もわかっていないことを自分は指摘しているのだ!・・・と思ったら、実はあとあと、それって単に、他人を見くびっていただけだったとわかる、ということが若いうちから何度も繰り返されるのが、人間の成長の過程だったりするよね。これは私自身にも跳ね返ってくることだけど、人ってやっぱり、そのときの自分のレベルの範囲でしか、他...
EUが人類の夢の最高峰だと信仰してる人
泉美木蘭
昨夜、雨のなか荷物を抱えて大変だったので、たまらず、滅多に乗らないタクシーを拾った。すると、運転手さんが、サービストークで、「EU、離脱ですねえ」と。そうですねえ、と相槌だけ打ったら、 「本当にバカな人間たちですよねえ。人類はみんなもともと一組の祖先から生まれた兄弟なんですよ。やっと人類はね、あのEUを作り出して、人種をまぜこぜにして、どんどん混血させて、み...
動画収録と、パンダ天国
泉美木蘭
今日は動画収録でした。笹さんとの『淑女我報』、高森先生との『古事記ワンダーランド』、それから今日は、高森先生から急遽ご提案をいただき、『日本の貧困』をテーマにした15分程度の特別番組も。 今売りの週刊SPA!で「若者の貧困 衝撃ルポ」が載ってるけど、私がライターをやっていた12~3年前は、今よりもっと貧乏を笑う感覚があって、貧乏社会人=ワケアリの特殊な人たち...
汚染土を公共事業に再利用
泉美木蘭
最終処分場だ、中間貯蔵施設だと右往左往したまま、呆然と福島県内のそこかしこに仮置きされている汚染土が、公共事業の基礎工事に再利用される方針なのだという。 道路や鉄道の盛り土や、海岸の防砂林、防潮堤、埋め立て地などなど、全国のあらゆる場所に汚染土を放り込んで、上から固めるそうだけど、そんな中国みたいなこと、平気な顔でやっていいのかなあ?もちろん地下水は汚染され...
ハリウッドが謝罪・・・民主主義の先進国、アメリカの惨状
泉美木蘭
日本では8月に公開される映画『X-MEN:アポカリプス』について、アメリカ本国で、その広告や予告編のなかに、「女のミュータントキャラが、男の悪役キャラに首を絞められるシーンが使用されている」として、主にネット上で批判が殺到し、映画を手掛けた20世紀フォックスが謝罪してしまったという事件があったらしい。その広告の写真が、これだ。 なにがだめなの?ヒーローものの...
映画『帰ってきたヒトラー』が凄い!
泉美木蘭
映画『帰ってきたヒトラー』を観てきた。これは凄い映画だよ。序盤、笑えていたものが、後半、どんどん笑えなくなるという。 1945年から、現代のドイツにタイムスリップしてしまったヒトラーが、虎視眈々と再度の世界制覇を企てながら、芸人としてテレビ出演してゆき、その「芸風」と、ハッキリと物を言う巧みな弁舌がバカウケして、トランプ現象のように、たちまち時代の寵児になっ...
民主主義があさっての方向へ止まらない
泉美木蘭
辞めてもなお、「舛添最後の日」で盛り上がれるなんて、ほんとすごいっすね。テレビつけても、5分も経てば舛添の話になるから、一瞬でうんざりして疲れて消してしまう。舛添の初恋の女性まで出てきて、当時、舛添が書いたというラブレターまで晒してるし。 ここまでの情熱と執念があるなら、沖縄の米軍基地や、原子力規制委員会に向けたらいいじゃない。40年越えして老朽化している高...
政治的公平をロックに求める日本の子羊たち
泉美木蘭
毎年7月末に開催されている新潟県苗場の「フジロックフェスティバル」、国内外200組以上のバンドが集まる一大ロックフェスということで、私の周りにも、毎年すごいキャンプ道具を準備して、がっちり3日間、楽しんでくる友達が大勢いるんだけど・・・ 今年はそのフジロックに、シールズのメンバーが参加することが発表されたらしく、ネット上で批判が噴出しているらしい。ほうほう、...
子供の小遣いどころか、貯金ゼロ世帯が3割やで・・・
泉美木蘭
昼ごはん食べながら、『新報道2001』、録画で見ました。でゃあ、びっくりするなあ。私が3日間かけてコンコンと「日本国内の子供の貧困を語るときは、絶対的貧困率ではなく、日本国内の相対的貧困率を見なければまったく意味がありませんよ。絶対的貧困率なんか持ち出す奴は、ちゃんちゃらおかしいですよ」って説明してたら、その端から、安倍首相が、子供の小遣いの使い道に「貯金」...
日本国内の貧困率に敏感になれない人へ
泉美木蘭
曽野綾子のように、地球の絶対的貧困率を取り上げて「アフリカでは、栄養失調で十分に成長できなかったり、餓死したり、病気でばたばた死んでいく子供ばかりなのだ、それが本当の貧困だ」なんて言ってしまう人はいるけれど、私は、日本人は日本国内の相対的貧困率にもっと敏感でなければならないと強く思います。それは、「弱者がかわいそう」という単なるヒューマニズムではありません。...
一目で格差がわかる相対的貧困率の補足データ
泉美木蘭
きのうは時間がなくてブログに載せきれなかったのですが、厚生労働省の相対的貧困率に関する公表資料から、「これ見れば一目瞭然で日本の格差がわかるじゃないか!」「『格差はない』なんて言う専門家より、自分たちの実感のほうが正しい!」と思えるグラフを紹介しておきますね。スマホの方は縮小されてしまうと思いますので、パソコンで見てください。 厚生労働省「平成25年国民生活...
先進国の国内格差は「相対的貧困率」に現れるもの
泉美木蘭
MLで、ある門弟の方が聞いたという、経済学者による、 「経済格差は広がっていない」 「統計で差が出るのは高齢化のせい」 「生まれたての赤ちゃんには資産がない」 「今は赤ちゃんの数が少なくて、高齢者の数が多いので、 統計上、差が広がっているように見える」「マスコミでは貧困というかわいそうな話は注目が集まるので、 喜んで取り上げる」 といった言い分が紹介されてお...
フェイスブックは面倒くさいからやめただけ
泉美木蘭
先日、フェイスブックを退会したんだけど、「いなくなっているけど、どうかしたのか?」「自分はブロックされたのか? 何か気に障ったのか?」というメールが届いて焦った。どうもしてないし、何も気に障ってないし、ただ面倒くさいからやめただけです。生放送や動画番組の告知や、DJやるときに友達を誘うのに使ってたけど、そんなにすごい効果あるわけじゃないし、生放送や動画見てく...
読書のすすめと、観察のすすめ
泉美木蘭
晴れた! 洗濯機2回まわして、狭いベランダにやっとこさ干し終わる。 笹さんがブログに書いてくれているけれど、昨日の「読書のすすめ」の取材は楽しかったなあ。店主の清水克衛さんの、本への愛が凄くて、買わずにいられなくなる。清水さんは、生放送も見てくれているそうだ。ブログでも昨日の訪問に絡めて、さっそくゴー宣道場の宣伝をして下さっており、感謝しております。取材の模...
民主主義という病いは、権力者の家畜を作る
泉美木蘭
昼の奥様向けワイドショーに、舛添氏の辞任を受けてもまだ、「最初は辞任しないと言っていたのに、すぐ翻しましたね!」などとむちゃくちゃなことを言って叩いている国際弁護士が出ていた。『水に落ちた犬を打て』の精神だ。首でも吊れと言わんばかりだし、現実問題、この群衆の異常な狂乱、集団リンチ状態を途中でピタリを止める方法があったとすれば、自殺という名の公開処刑か、またも...
このあと20時から生放送「民主主義という病い」ですよ!
泉美木蘭
今夜は、20時から生放送、「よしりんに、きいてみよっ!」 テーマ『民主主義という病い』です。 今日の切通先生のブログで 「矛盾がすぐ解決できないわだかまりを感情論で突破しようと する時、人は独裁を待望する」 という一文がありましたが、非常に端的に現状を言い表して おられるなあと思いました。 文章からすぐに思い浮かんだのは、憲法9条を巡る日本人の症状でもありま...
にせものには、にせものを見抜けない
泉美木蘭
先日見た、佐村河内守とその妻に密着した映画『FAKE』、最高だったんだけど、もしも次回作や類似作ができるとすれば、題材は、ベッキーか、舛添要一がいいのかもしれないな。 『FAKE』には、「バッシングの標的になった少数派の目線を描く」というテーマがある。佐村河内守が《聾唖の天才作曲家》として取り上げられていた頃は、決してメディアが使わなかったような、ものすごく...