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つい顔色を窺ってしまう
切通理作
ライジングの木蘭さんの文章、いろいろ考えさせられました。 メディアリテラシーという言葉がありますが、この映像はこのままの意味ではなく、権力者に都合のいい、こんなメッセージが隠されているんだよ、という指摘をした方が、映画を見たりするときにも、頭がよく思われることがあると思います(もちろんナチスのプロバガンダ...
上げても消える声をまた上げ続けること
切通理作
小林さん、ご興味を持って頂いてありがとうございます。自分の書いた要素は一部分であり、少年たちの、枠にはまらない冒険が活写されている作品です。小説なのに全部の場面の絵が浮かんでくるのは、さすがエンタメのシナリオ作家を長年続けてきた方だなと思いました。 さて私も高森さんのブログには、中には洩れ聞いていたこともありはしまし...
戦争を語るなら欠かせない本になった
切通理作
昨日の東京新聞で、ウルトラマンやスーパー戦隊、宇宙刑事などをはじめ、テレビで無数のヒーロー番組を手掛けた脚本家・上原正三さんが書いた自伝的小説『キジムナーkids』の書評を書かせて頂きました。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/book/shohyo/list/CK2017082002000182....
分断社会、それは差別を拒絶できない社会
切通理作
小林さんの、トランプに対する 「オルタナ右翼に媚びて、国民の分断を深刻にするばかりでは、幼稚すぎて話にならない」との指摘。 これと関連して、KKKやネオナチが、奴隷制存続を主張した南部連合将軍の銅像撤去をめぐって、自分たちに抗議した市民の女性を殺害した事件に対し、トランプは当初、KKKを名指しして「人種差別は悪だ」と言っていたのに...
あなたはいったい、どこの国の首相なんですか
切通理作
小林さんのライジング読みました。 核廃絶は現実的に不可能だったとしても、被爆国である日本の国民がそれを訴えることで、全体的な抑止は「進化」している。そこを首相自ら空洞化してしまっては、まさに「あなたはいったい、どこの国の首相なんですか」と言いたくなります。 昨年、母と行った長崎の原爆資料...
これも日本の文化なの?
切通理作
既に時浦さんからも告知くださっておりますが、ゴー宣ネット道場「切通理作のせつないかもしれない」の最新回をUPいただきました。 以前こちらのブログに書いた「ネットの<炎上>というのは、日本にしかない」という発言をされたのは、今回のゲストであり、19日より公開される映画『蠱毒(こどく)ミートボールマシン』を...
「国」ってどこにあるの?
切通理作
昨日の朝生、いま録画分視聴し終わりました。 田原総一朗が「国を守る義務が国民にあるのか」と問いかけたら、山本一太や三浦瑠麗が、あわてて火消しするかのように、そんなことを言ったら国民に死ねと言うのと同じなので決して名言しません!と総がかりでごまかしにかかっているのが、笑えるととともに、こうした本質的な問いかけが、い...
ちょっと認識が変わったかも
切通理作
先日、人から誘われて、重度の障害者がメインで出演する演劇を見に行きました。 ふだんの私は、そういう社会派っぽい感じのする芝居には、気後れしてしまう方なのですが、一方女好きなダメダメな性格の私は、誘って下さったのがあまり頻繁に会えない美女だったので、躊躇なく「行きます!」と答えたのです。 あいにく...
木蘭さんが言いたいことへの返答
切通理作
政治を語る文脈では、一国民として、たとえば安倍首相を批判するのもいいでしょう。 しかし自分が道場の師範であるのにという文脈では、人を批判するよりまず自分の襟を正せ・・・です。 木蘭さんのお怒り、受け止めました。 そしてそのお怒りや不信が、木蘭さん一人だけの感情に起因するものではないことも。 道場ブログを書かせて頂くというのは、そのことで社...
道場から3日間の認識
切通理作
もし自衛隊が違憲だというのなら、なくさなければならない。政権与党として自衛隊を使っていながら、いまさらそれを違憲だと言う安倍晋三。ましてや彼は過去一回、首相を務めています。 今回の改憲案を言う前に、まず「これまでの自分、および自民党は違憲でした。間違っていました」と言わなければならない。そして国民に陳謝すべきでしょう。解党ものの事態です。 ...
いまの自民党にない「与党精神」
切通理作
政治家が世の中にメッセージを伝える時、当然反対勢力、反対陣営との戦いを考えなければいけないけれども、それ以前に、自分たちの政党の中でのコンセンサスを得なければならない。 まさに手枷足枷の状態とはこのことだなと、先日の道場での、枝野幸男議員のお話を伺っていて思いました。 そこにプラスして、一度でも政権与党の側に立ったことのある者は、下野したか...
議論できない「炎上」国民
切通理作
今週はゴー宣ネット道場「せつないかもしれない」の収録をさせて頂きました。 今回二度目のゲストに来て下さった映画監督・西村喜廣さんは、海外の映画祭をまわっている内に、所謂「炎上」という言葉が、日本でしか通用しないことに、気付いたそうです。 ツイッターもフェイスブックも世界中で使われています。けれど、意見の違う者をみんなで叩く「炎上」という行為は、...
「無垢さ」の政治利用
切通理作
僕が十代の時、乱塾時代と言われ、親のエゴのために受験戦争に駆り出される子どもはかわいそうだという論調がありました。 しかし当の子どもたちは、友だちと一緒の塾に通うのが楽しみであり、そこで少し区域のズレた子と友だちになったりも出来ました。また「ファンシー文具」などのアイテムがブームになったのは、塾に通う子どもどうしの話題のツールになり得た事が大...
戦争は「違法」だったんだ
切通理作
昨日の道場打ち合わせでは意外な事が、倉持さんと高森さんの口から説明されました。 国際法的には、戦争は「違法」なのだと。先の大戦時は、「侵略戦争」が違法でしたが、現代においては、そもそも戦争自体が違法。許されているのは「自衛」の武力だけ。 これには、小林さんも、僕も「へえーそうだったのか」と。 9条にみられる非戦の誓い...
それが落とし所なのでしょうか?
切通理作
「現在の9条1項2項はそのまま残しながら、自衛隊の意義と役割を憲法に書き込む改正案を検討している」という安倍首相の考え、どこかで聞いたような話だと思いませんか。 僕は、以前道場にゲスト出演された、元共産党の松竹伸幸さんによる『憲法九条の平和戦略』の考えと重なって感じられます。 自衛隊の存在は現在、国民にほぼ受け入れられているという認識から、九条と防衛の両立を...
初監督映画の公開が決定しました
切通理作
私事から始まった事で、情報解禁というのもおこがましいですが、公表いたします。 切通理作初監督映画『青春夜話 Amazing Place』、今冬、新宿ケイズシネマで公開決定になりました。 応援下さった方、ありがとうございます! その告知とともに、撮影風景から作ったメイキング特報を公開しました。1分間です...