小林よしのり

上野千鶴子の「女装をした家父長制」という表現は正しい。

小林よしのり

2026年2月5日 12:11

上野千鶴子が高市早苗のことを「女装した家父長制」と表現したら、
倉田真由美が「フェミニストの大家が女性を貶める」と反発した。

見当違いも甚だしい。上野千鶴子は正しいことを言っている!

わしはボーボワールの「第二の性」でフェミニズムを知って、
その理論に納得したが、まだまだ九州出身の男尊女卑の性根の
せいで、「無意識の家父長制の感覚」に気づいていなかった。

愛子天皇を望むようになって、高市早苗の信奉する「男系男子継承」
が伝統でなく、明治以来の因習だと知り、その因習が現在にまで
継承されている事実に愕然とし、「フェミニズム」の重要性に気づいた。
今では上野千鶴子より、わしの方がフェミニズムかもしれない。

倉田真由美は、愛子天皇に反対で、政府の言う通り、「悠仁さままでは、
ゆるがせにできない」と考えている人だ。
それが「伝統」という政府や男系固執派の言い分に従っている人だ。

そもそも倉田真由美の中に、男尊女卑の社会をよしとする感覚が
根付いていて、フェミ二ムズを理解できる素養がない。
したがって、上野千鶴子は敵であり、高市早苗は味方なのだろう。

「女の敵は女」という表現は、上野千鶴子に当てはまるものではない。
高市早苗や倉田真由美のような「男尊女卑社会の延命」を考えて
いる女にこそ当てはまるものだ。

わしは「フェミニズム」について、かつて相当勉強して、本を
描こうかとしたことがある。
あの時、最後までやっておけばよかった。
いずれ、わしが描くこともあるかもしれない。