高森明勅

学ぶ社会人

高森明勅

2011年 2月 27日

2月22日、宗教専門紙の編集者と連載につき、打ち合わせ。

その後、月1回の若い社会人向けの講義。

別に運動とか保守とか一切、関係のないごく普通の若者たちだ。

参加メンバーも、毎月出て来る者もいれば、何ヵ月ぶりとか初めてなど、様々。

ただ共通しているのは、向上心が半端ではないこと。

午後8時から10時までだか、いつも超過してしまう。

参加者が皆、熱心なので、こちらもつい力が入ってしまうからだ。

社会人だから仕事の都合で遅れて来る者がいるのは当然としても、9時とか9時半頃からでも、懸命に参加する真剣さには感心する。

目立たないところで、こういう努力を積み重ねている者とそうでない者の差は、時間を経るにつれて顕著になるに違いない。

こんな若者がいるんだから、まだ日本も捨てたものではない、という気になる。