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高森明勅

日本史上の三大「美女」は誰か

高森明勅

2010年 5月 13日

前記した『SAPIO』のアンケート番外編の「美女」選び。

１　弟橘媛

２　静御前

３　岸端みな

発表された集計結果では、

弟橘媛ー９位

静御前ー選外

岸端みなー選外だった。

静御前の選外はやや意外な気もする。

ちなみに１位は、お市の方。

高野山持明院所蔵の画像を見ると確かにきれいだ。

２位、細川ガラシャ、３位、小野小町、４位、陸奥亮子、５位、和泉式部・・・と続く。

弟橘媛については、八木秀次氏が「夫のために自己犠牲を厭わない姿はどうしても美人に思えてしまう」とコメントしている。
同感。ただし正確には「夫の使命達成のため」と言うべきだろう。

その献身的精神という点で、「番外編」らしく遊び心も加えて、３位にみなぼんを推したのだがー

高森明勅

神道学者・皇室研究者

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。 同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、新しい歴史教科書をつくる会副会長、やすくに活世塾塾頭、日本の建国を祝う会理事などを歴任。小泉内閣当時「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問、政教関係を正す会幹事、ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。

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