高森明勅

留学生の参加で授業はより面白く

高森明勅

2010年 4月 30日

大学の新学期が始まった。

私が担当する講座の一つ、「日本文化研究」は留学生の受講生も少なくない。

このたびはカナダと韓国の留学生がいる。

最初の授業はオリエンテーションだ。
教科書は使わない。
こんな感じの授業だよ、とややくだけた調子で説明する。

ケンタッキーフライドチキンの店頭に置かれているカーネル・サンダース人形も実は生粋の日本文化なんだよ、とか(熱心な「高森アイズ」の視聴者ならお分かりのはず)。

そんな時、まずカナダの留学生に証言してもらう。
「君の国であの人形を見かけたことはあるかい?」

「いえ、ありません」

日本の学生一同

「エーーッ!?」

各国の留学生が加わってくれると、日本文化の講義が俄然、面白くなってくる。

さぁ、今年も楽しくやるぞ。