高森明勅

『李刊 邪馬台国』104号で「文献学者、高森明勅を読む」の小特集

高森明勅

2010年 4月 21日

安本美典氏責任編集の「古代日本の総合雑誌」である『李刊 邪馬台国』(梓書院)の104号で、思いもよらずタイトルのやうな特集を組んでいただいた。

編集部の「小特集を組むにあたって」では次のごとく述べている。

「高森明勅氏は『新しい歴史教科書をつくる会』の理事をしておられるので、政治的、思想的な立場から評価する読者の方もおられるかもしれない。
そのような立場はひとまずおき、高森明勅氏の論文そのものに注目するとき、その文献学的素養や、考証力、論証力は、高い水準のものである。
古代史について、深く考え、検討する材料を提供しているとみられるので、ここに小特集をくむ」

汗顔の至りだ。 

収められているのは「『冤罪』事件としての聖徳太子虚構説」「『大化改新』はあった?なかった?」など三本。