高森明勅

9月ゴー宣道場では「化学変化」が起こる?

高森明勅

2012年 8月 26日
9月のゴー宣道場は、
これまでにも増して大切な討議の場になるはずだ。

政治日程的に、
「脱原発か、原発維持か」の岐路が、
眼前に迫っているからだ。

次回総選挙で自民党が政権復帰する可能性が高いなら、
ポスト民主党時代にも脱原発への道筋を途絶えさせない為に、
議論には、自民党の有力議員に参加して頂くのが、望ましい。

その意味で、
原発問題では自民党随一の論客と言うべき
河野太郎議員が参加下さるのは、有難い。

河野議員は今後、政党やイデオロギーを越えた、
脱原発へ向けた幅広い政治勢力の結集に、
大きな責任を負うべき政治家の1人だ。

また、脱原発への最大の抵抗勢力と見られているは、経済界だ。

その経済界にあって、自ら脱原発へ向けた取り組みを、
早くから進めておられる
城南信用金庫の吉原毅理事長に登壇頂けるのは、貴重だ。

脱原発と経済合理性との関わりを、実践的な視点で語って欲しい。

更に、木内みどりさんは、
よく知られた女優でいらっしゃるが、
我々の道場では女性(妻・母親)として、
また庶民(非知識人)としての感覚を、
ストレートに披露して戴けると、
足が地に付いた議論が出来るはず。

以上のゲストに加えて、ソーシャルメディアの世界で、
「Tsudaる」という造語が生み出されたほどの先駆者、
津田大介氏の参加は、当日の議論を、
完全に予測不可能なものにしてくれるだろう。

ところで、かく言う私は、正直に言って、
福島第1原発事故以前は、原発の危険性について、
全く無頓着だった。

どころか、衛星放送で番組を持っていた頃、
NHKの原発検証報道を批判する原発推進派の専門家を
ゲストに招いて、「ご高説」を拝聴したことさえある。

事故後も、小学館の雑誌『SAPIO』で、
やや前に、原発を巡って
保守系知識人アンケートなるものを実施した時、
「こんな重要なテーマを、単純に○×△で回答なんて出来るのか」
という違和感もあって、△の答えでお茶を濁した記憶がある。

今、雑誌の現物が見当たらないので、
アンートに具体的にどう答えたかは、確認出来ない。

当時のことを思い出してみると、
脱原発に傾きながら、踏み切れない理由が、
大きなものとしては多分、2つあったような気がする。

1つは、我が国の「国力」の衰退を招くのではないか、
という不安を拭い切れなかったこと。

もう1つは、先の点ともある意味では重なるが、
「エネルギー安全保障」への不安だったろう。

今は、どうか。

迷いなく脱原発だ。

吹っ切れた理由は何か。

それは当日の討議で、もし話す機会があれば、述べてみたい。

今回のテーマで、この登壇者。

面白い「化学変化」が起こりそうな予感で、ワクワクする。

道場の参加者は、その「化学変化」を目の前に見るだけでなく、
自らの発言(質問・感想など)によって、

更にドラマチックに進行させることが出来るかも知れないのだ。







「拡大版 ゴー宣道場」

平成24年9月16日(日)正午 から
世田谷区等々力の
『玉川区民会館ホール』 にて開催します。


入場料は、お一人900円です。

 
拡大版「ゴー宣道場」は、
このHP上からの応募も可能です絵文字:重要絵文字:重要

 
下のバナーをクリックして頂き、参加申し込みフォームからご応募下さい絵文字:良くできました OK



 拡大版「ゴー宣道場」/参加申し込みフォーム


 
もちろん引き続き、ハガキでのご応募も受付けています絵文字:記念日
 

往復はがき に、『拡大版ゴー宣道場 参加希望』 と明記、

さらに、


1.    
氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)

2.    住所

3.    電話番号
4.    年齢

5.    
職業(学生の方は学校名)
6.    
募集を知った媒体
7.    
応募の理由と道場への期待


返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、


152-8799

東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め

『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端


まで、お送り下さい。




応募〆切 は、申し込みフォーム、往復ハガキ共に

平成24年9/3(月)必着


ネット、ハガキ共に、
当選された方にのみ当選通知を送らせて頂きます絵文字:記念日

 
当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします


皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ