小林よしのり

極右のヘイトスピーチがいよいよ国際問題に

小林よしのり

2014年 3月 1日

東京新聞に「日本のヘイトスピーチ」「欧米 高まる懸念」という
記事が載っている。
在特会やネトウヨの人種差別・ヘイトスピーチが、いよいよ
国際問題になってきた。

米国務省の人権報告書では、「極右団体」という言葉を明確に
使っている。
ゼヤ国務次官補代行は「少数者への社会的差別や不寛容を
正す必要がある。ヘイトスピーチに対しては、それを圧倒する
声を上げるのが重要だ
」と述べる。

英外務省のホームページには、六本木は「時折、民族主義者
によるデモがあり、外国に敵意を示している。デモに気付いたら、
その場から離れるべきだ
」と載っている。

安倍首相は国会でヘイトスピーチについて「極めて残念」と
言うには言ったが、そもそもネトウヨは安倍政権の
「コアな支持者」であって、安倍首相は強く批判は出来ない。

フェイスブックの「いいね!」を押してくれるネトウヨには
頭が上がらないというのが実態だ。

この安倍の支持層が危険だということは、わしは政権発足時から
朝日新聞のインタビューでも述べて、警告してきた。
だが実質、安倍政権が泳がせてる連中だし、国際社会から
安倍政権こそが日本の右傾化・排外主義の元凶だと見られるのは
仕方がないだろう。