高森明勅

現地対策本部は何故ヨルダン?

高森明勅

2015年 1月 30日
既にあちこちで指摘されているけど、
イスラム国人質事件の現地対策本部は何故ヨルダンに置いた?

イスラム国との「戦争」当事者なのに。

ヨルダン自体が人質問題を抱え、
更にテロリストの死刑囚など厄介な“爆弾”も抱えている。

事態が一層ややこしくなるに決まっている。

イスラム国とのパイプがあり、人質解放の実績もあり、
親日のトルコに何故しなかった?

考えられる理由は3つ。

その1。
人質解放より「テロとの戦い」を優先したから。

その2。
アメリカやイスラエルの顔色を窺ったから。

その3。
馬鹿だから。

さあ、どれだ?  

なお、その対策本部長として、
不眠不休で人質解放に取り組んでいる中山泰秀外務副大臣が、
日本・イスラエル議員連盟の事務局長って、
ほとんどブラックジョーク。