小林よしのり

スタッフへ業務連絡

小林よしのり

日々の出来事
2015年1月29日 14:21


『大東亜論』の次回のシナリオを考えているが、

そろそろクライマックスが来るので、3回分くらい

考えてからでないと、コンテを描き出せない。

事実と創作の接点を違和感なく融合させて、

話を盛り上げていくのも、なかなか難しい。

 

そういう理由で時間がかかっているので、

スタッフは今のうちに「例の大作」を出来る限り

進めていてほしい。

 

『大東亜論』は何しろ主人公が牢に入っていると

いうのが苦しい。

福岡の事件の経緯を描いていくだけでは、

絵解きになる。

スタッフは絵解きにならないようにということを

最大限に考えて、「絵」の工夫をしてくれ。

わしもコンテの段階で、「絵」の見せ方には徹底的に

こだわって、アタリを描く。

 

先日渡した原稿では、編集部は「絵」の迫力で

スリルを感じたという感想を、

酒井くんからもらった。

今後は戦闘シーンにも、もっと工夫が要る。

似たようなシーンにならないように、考えなければ。

 

主人公を出しにくい展開なだけに、「絵」の細部に

こだわってほしい。

越知と武部の魅力や気迫を、絵で表現しなければ

ならないので、顔の影や汚れや汗の量にも気を配る

こと。