小林よしのり

橋爪大三郎の消費税35%提案には感心した

小林よしのり

2015年 1月 9日


今月の「SAPIO」の中で、わしが一番面白かったのは

橋爪大三郎の「日本政府は今すぐ消費税35%を実施

すべきである」という記事である。

よくこれを言えたなあ、橋爪大三郎、大したもんだ。

 

消費税は政争の具にしないという民主党政権時の

三党合意を反故にして、消費税増税延期で解散総選挙

を断行した安倍首相だが、これは日本国民にとって

大きなツケを残すことになる。

 

誰だって消費税増税はイヤだが、このままでは将来、

貯金しているカネの価値が暴落してしまう危険性が

日に日に増している。

日銀の金融緩和の出口もないだろう。

東京オリンピックが終わった頃に、大破綻が起こる。