高森明勅

ミャンマーで体験型「日本」発信イベント大成功!

高森明勅

2014年 12月 12日
12月6日・7日、ミャンマー最大の都市ヤンゴンで
「ジャパン・
ミャンマー・プエドー」なるイベント開催。

趣旨は、日本とミャンマーの国交樹立60周年を記念して、
現地で日本の「
夏祭り」を大がかりに再現し(現地は12月も猛暑)

ミャンマーの人々に日本文化を体験して貰うこと。

中身は、和太鼓や各種屋台、原宿ファッション、
カラオケコンクール、
など盛りだくさん。


これに4万7千人もの人々が参加した。

ミャンマーの人口は約5千万人で、交通機関も発達していない。

にも拘らず、
たった2日のイベントにこれほど多くの人々が参加するとは、
信じがたい大成功。

「伝説の夜」とか「歴史に残るイベント」など、
最高の評価を得たようだ。

実はこのイベント、現地駐在の日本大使の思いつき。

その話がNHKに持ち込まれ、そこから更に我が不肖の長男の所にも。

で、長男が手探りで書いた企画書が元になって、本格始動。

それが何と7月だったという。

常識的には、どう考えても時間が無さすぎ。

しかも、ミャンマーでのイベント開催は、現地の不慣れその他で、
想像を絶する困難が予想された。

実際、難題続出の末、開催直前ギリギリになっても、
思いも寄らないハプニングが襲う。

本番3日前にミャンマーに入った長男に、お好み焼きやたこ焼き、
ワタアメ、かき氷など、
それぞれ千人分用意するそれまでの予定を変更して、
1万人分(!
)に増やして欲しいと、突然の注文。

ちなみに長男は、本番では金魚すくいやたこ焼き、お面など、
屋台16ブースからなる「お祭りエリア」を担当。

結果的には大勢の人々が詰めかけて、
10倍に増やして正解だったのだが、
事情もよく知らないはずの現地で、
一体どうやって短期間にそれだけ大量の原材料をかき集めたのか。

その辺りは、改めて本人に「取材」する必要がある。

ともかく今回のイベント成功が、
日本とミャンマーの新たな提携の出発点になればと願う。