小林よしのり

アメリカなしでは生き残れない国・日本

小林よしのり

2014年 6月 21日


週刊文春を見てたら、「中国が恐いから、さっさと

集団的自衛権の行使容認をするべきであって、

公明党が邪魔するからイラつく」という趣旨の

記事を載せている。

コメントしている中西輝政はイラク戦争で、

岡崎久彦と一緒に「大賛成」を主張した馬鹿者だ。

公明党はどうせ権力の座から離れるわけがないから、

どうでもいい。

問題は「中国の脅威があるから集団的自衛権が必要」、

一刻も早くアメリカに抱きつかなければ、

日本は間違いなく侵略されて亡びる」という信仰

の方だ。

自国だけでは絶対、守れないと信じ込んでいる

その臆病さは何なのだ?

国家というのは、そんな腰抜けの国民で、

成立するものなのか?

わしの感覚と、あまりにも違うのが驚く。