小林よしのり

安彦良和画伯との対談は面白かった

小林よしのり

日々の出来事
2015年 8月 22日


安彦良和画伯とのトークイベント、何で呼ばれたかもわからず、

話が合うのかと思っていたが、始まってみると圧倒的に面白く、

2時間があっという間だった。

 

イラク戦争に対する評価や、安保法制に対する批判などは、

全く同じだった。

 

『戦争論』シリーズを読んでくれていて、近現代史に関する

知識や解釈でもかなり共通点もあり、あんなに語れる人とは

思わなかった。

そこいらの知識人より、はるかに知識があるようだ。

 

『虹色のトロツキー』やその他の作品も、近現代史と、神話

などを題材にされていて、そもそもわしの関心とも近い。

 

しかしあの画力であの知識、両方揃っているのは実に羨ましい。

世の中に尊敬できる人物はそう現れないが、安彦良和画伯は

数少ないその一人である。