小林よしのり

制服向上委員会って不思議だ

小林よしのり

芸能・文化
2015年 7月 29日


制服向上委員会って一体何なんだろう?

安倍政権ばかりではなく、民主党批判も歌っているし、

脱原発を歌い、テレビの批判も歌っている。

やたら歌詞が気が利いていて、メロディーも心地よい。

毒のある痛烈な歌詞を、屈託なく、いかにもアイドル

らしく、明るい笑顔で、歌っているから、奇妙でつい

笑って見てしまう。

 

たまたまわしの主張と重なってる部分もあるから、

笑って見ておれるが、批判される側は、すごくムカつく

のだろう。

炎上したり、脅迫されたりもするらしい。

ネトウヨに嫌われるのは確かだが、そんなものは気に

しなくていい。

 

太田光が「さすがにちょっと痛々しい」と皮肉を言ったら、

メンバーの女の子に「安倍さんにゴマをすってる方が

痛々しい」と反撃されたらしい。

反骨精神がある。

 

わしのアイドル観とはあまりに違うが、AKBでも

「何でもアリ」になってるのだから、政治色が強すぎる

アイドルというのもアリなのかもしれない。

グループアイドルのブームも価値相対主義で危うく

なってきたかな?