小林よしのり

ネトウヨの時代は終焉

小林よしのり

政治・経済
2015年 7月 27日


ネトウヨは貧困層じゃなくて、案外、高給取りだという見解が

あるが、それは自分がネトウヨ側にいる連中が発明した嘘だと

思う。

まともな高給取りがあんなに馬鹿なはずがない。

 

安倍首相がテレビに出て、母屋から生肉が発生して、それが

はなれに移って、はなれからも生肉が発生した場合、日本が

助けに行くという説明をした。

その生肉は火事の炎だったらしいが、確かに生肉にしか

見えないのだから、仕方がない。

ネット内では、「生肉、生肉」と大炎上だ。

 

例え話にしても、まずアメリカ本土が攻撃されるという設定

から始まっているので、無茶苦茶である。

9.11テロの例を言っているのなら、日本はその後の米国の

侵略戦争に加担することになる。

 

安倍首相自身の説明がデタラメなのに、これをネトウヨは

「フジテレビの陰謀だ」と攻撃するのだから、やっぱり

ド外れた頭の悪さである。

とても高給取りがここまで脳天パーのはずはなかろう。

だがそろそろ脳天パーのノイジー・マイノリティーの時代も

終わりそうだ。

普通の女性や若者たちが政治に目覚めてデモに繰り出すように

なった。

時代はどんどん変わりつつある。