小林よしのり

ネットという羊牧場

小林よしのり

マスコミ・報道
2015年6月12日 00:23


ライジングのコメント欄に怪しい奴が紛れ込んだなと思って、

無視してると、常連がその正体を突き止めてくるのが面白い。

上手に警察機能を果たす者は褒めてやりたい。

 

右からも左からも敵視されているので、ネットの中では特に

左右ストーカーがくだらない嫌がらせをしてくる。

 

秩序が乱れたときに、秩序を回復させようとするのは、健全な

人間の本能なのだろう。

アナーキーな状態が快感だと言う奴は狂った奴しかいない。

 

「議論」というのもくせ者で、建設的な議論、意義ある議論は

必要だが、わざと難くせをつけてやろうとか、混乱させてやれ

と持ち出す「議論」もある。

「議論」のつもりが、プライドの衝突になって、無秩序状態を

招くこともある。

 

秩序が保たれている状態が「平和」なのであって、毎日、退屈

してる奴は暇を持て余して「無秩序」を志向する。

ネットの中の「祭り」は生産のために蓄積されたストレスを

定期的に蕩尽させる現実の「祭り」とは性質が違っていて、

むしろ革命願望やアナーキズムに近い。

 

ネトウヨが「祭り」を待望するのは、実はアナーキズムであり、

その性質が左翼だからだ。

現実社会で暴力が封じ込められた分、仮想空間で言葉の暴力

のみが解放される。

ネットというのも不満分子を放し飼いにする、権力に都合の

いい羊牧場に過ぎないのだ。