小林よしのり

自称保守の知性劣化は底なしである

小林よしのり

マスコミ・報道
2015年5月26日 03:57


思った通りWiLLの巻頭特集が安倍首相の米議会演説で、

金美齢が書いてるらしいが、これが爆笑モノのタイトルで、

「教科書に載せるべき歴史的名演説だ」という。

まったく馬鹿丸出しだ。

自称保守・親米ポチはこの程度の知性しかない。

 

安倍くんが言った「日本にとってアメリカとの出会いは

民主主義との出会い」なんて、歴史教科書に載せられちゃ

たまったものじゃない。

歴史的事実として、完全に間違いだからだ!

 

金美齢も自称保守派も、日本における民主主義の萌芽は

いつのことかを知らないのだ。

そしてルソーがどのような経緯で日本に輸入され、

誰によって拡げられ、どのように自由民権運動に利用され

たかも、当然知らないはずだ。

 

日本にとってアメリカとの出会いは、砲艦外交である!

不平等条約である!

だからNHK大河「花燃ゆ」で久坂玄瑞ら松下村塾の者

たちが、「破約攘夷」と叫んでるじゃないか!

金美齢も自称保守派も、「花燃ゆ」を見てないのか?

「攘夷」の意味がわからんのか?

 

どうせ安倍首相も、金美齢も自称保守派も、「攘夷」では

なく、「従夷」(夷狄に従う)だから、あのドラマを見ても、

わけがわからんのだろう。

 単なる安倍首相の「ヨイショ」が保守だと思い込んでる

阿呆なくそジジイ・くそババアが多すぎる!

「日本にとってアメリカとの出会いは、砲艦外交でした。」

「不平等条約でした。」

「日本が欧米列強から学んだものは帝国主義だったのです!」

米議会でそう真実が言えたら、教科書に載せてもいいがな。

しかし、自称保守派・親米ポチ派の知性の劣化は留まる所を

知らない。恐らく白痴になるまで堕ちるだろう。

 

なお、日本における民主主義の萌芽と受容が、いつ、

誰によってなされ、どのような経緯を辿ったのかは、

『大東亜論』で描いていくことになる。

これさえ読んでいれば、本物の知性が入手できる。