小林よしのり

翁長知事は振興資金はもういらないと言うべきだ

小林よしのり

政治・経済
2015年 5月 25日


「沖縄の不都合な真実」(新潮新書)、実に面白かった。

突然わしの名が出て来て驚いたが、この本の主張には賛成である。

 

沖縄では最近、基地問題は本土の「構造的差別」といういじけた

言い方が流行らしい。

ニュースで見たが、沖縄の集会で、佐藤優も本土による沖縄への

「差別」が基地問題の原因と言っていたが、もうすっかり沖縄の

支配層に組み込まれてしまっている。

 

だったら「辺野古基金」の寄付金はなぜ沖縄より本土からの方が

多いのだ?

アメリカに訴えて基地問題を解決するために資金がいると、

「辺野古基金」を作り、純朴な宮崎駿まで巻き込んでおいて、

ヤマトンチューの「差別」と言い募るのは失礼じゃないか!

 

どうせ「カネで解決ぶぁいやいやい」とはいかない問題だが、

結局最後は日本国民の税金の無駄づかいで決着となったら、

本当に怒るぞ!

翁長知事は「もう振興資金はいらないから、普天間も辺野古も

なくせ!」と政府に本気で言え!

 

「イモ・ハダシ論」に怯えることなく、もう二度とカネで

誤魔化されることはないという意見を「県民の総意」にしろ!

 

しかし週末は朝まで起きてなきゃならないのに、今日も7時に

起きてしまった。

早寝早起きのリズムをどこかで崩さねば!