小林よしのり

雑だから美しいという感覚

小林よしのり

日々の出来事
2015年4月5日 00:42


今日も8時に起きて、例の大作2本目の作画を開始。

下描きの段階だ。

今夜は「ゴー宣道場」の打ち合わせがあるから、それまで

集中して描く。

わしは目覚めが良くて、目が覚めると8時だ。

顔を洗ったら、すぐ作画を始める。

下描きはビシビシ決まり始めた。

途中で『大東亜論』のペン入れもするが、18日までに

例の大作のペン入れを終了させるのが目標だ。

 

ストーリー作りと作画は全然違う。

ストーリーを作ってるときは、朝8時に目覚めたら即、

頭が回転し始める。

布団の中でしばらく考えていると、いいアイデアが思いつく。

すると矢も楯もたまらず起き出してパソコンを開くのだ。

 

アイデアは出ない時は出ない。

傍からは、ぐうたらしているように見えてしまう。

だが、ペン入れは描きさえすれば完成に近づいていく。

スピードの問題だ。

もちろん速けりゃ荒くてもいいという話ではない。

登場人物や背景に命を吹き込む作業だから、

芸術性・センスが必要だし、気迫が要る。

 

ライジングのコメ蘭に漫画描いてる者がいて、

PCで描くと、キレイだけど生気のない絵になると

言っているが、分かる気がする。

やはりペンで描いて、「雑」を残しつつ、生命感のある

絵に仕上げなければならない。

ひょっとしたら絵画も似たようなものかもしれないが、

キレイと美しいは違うだろう。

生命というものは、猥雑だから美しいのだ。