小林よしのり

どこまで知るべきか?

小林よしのり

日々の出来事
2015年 3月 1日


泉美木蘭さんが、川崎中1男子殺害の犯人の画像を見る

アドレスを送ってきてくれた。

事件の詳細な経緯や、犯人の仲間や、なんとその家族も

写っている。

 

ストレスが少し発散されたが、犯人の祖母を在日認定

する書き込みが入っている。

本当かどうかもわからないし、これでまた在日全般に

対するヘイトスピーチが盛り上がるのは問題だ。

 

一人の犯罪によって、民族全般が否定されるのなら、

日本人の犯罪も毎日起こっているはずだから、日本人の

すべてにヘイトスピーチしなければならなくなる。

拡散させるには危険な情報だ。

 

ネットは本当に難しい。

どこまで知るべきかも自分で判断して、好奇心の

アクセルを踏んだり、ブレーキを踏んだりしなければ

ならない。

『新戦争論1』で描いたように、自分の信じたい情報

しか入手してない危険性もある。

情報に対して、どう接するかは、まだ正しいルールが

確立してはいない。