高森明勅

イスラム国人質事件を直視したゴー宣道場

高森明勅

2015年 2月 10日
今回のゴー宣道場は、イスラム国日本人人質事件での
安倍政権の底抜けの大失策を、
真正面から取り上げた。

覚悟も当事者意識もない政治指導者の、
ただその場限りの大向こう受けだけを狙った、
無思慮かつ軽薄極まる言動が、いかに国の進路を誤り、
国民を危険に晒すか。

少なくともその一端は、詰めて議論出来たのではないか。

私も発言の機会を比較的多く戴いた。

だが、圧倒的に時間が足りなかった。

まだまだ俎上に載せるべきテーマは、いくつもあった。

いつも以上にそう感じた。

それでも手前味噌ながら、タブーも誤解も恐れず、
かなり踏み込んだ議論が出来たと思う。

他所では、なかなかここまで“危ない”議論は出来まい。

見たくない、聞きたくない、“不都合な真実”のてんこ盛り。

ある参加者は「スリリングな、ひりひりするような議論だった」
と感想を述べていた。

当日、参加出来なかった方は、どうか動画を覗いて欲しい
(但し、私自身の発言については、
もう少し親切に
説明すべきだったと反省している)。