小林よしのり

「チャマセル」と「コロコロアニキ」

小林よしのり

日々の出来事
2016年 3月 2日


小保方晴子さんの『あの日』という本に、新しい細胞に名前を

つけようとなったとき、研究室の皆で考えていると、冗談めかして

『おぼっちゃまくん』から「チャマセル」という名前も出たという

記述を見つけた。

STAP細胞」より、「チャマセル」の方が良かったのに。

 

その『おぼっちゃまくん』の新作を7月に発表するが、掲載誌の

名前が「コロコロアニキ」という。

「コロコロコミック」の兄貴分の漫画誌だからなんだろうけど、

コロコロアニキ」ってすごいよな。普通つけないでしょ?

 

今どき「アニキ」って呼ぶ子供っているの?

石原裕次郎や小林旭や宍戸丈を思い出すタイトルだ。

日活な感じがイカスね。

「ヤングコロコロ」なんて英語でナウっぽく付けるより、

コロコロアニキ」の方がはるかにインパクトがある!

 

ダサいけど、思いっきりがいいし、今の若者に「アニキ」という

言葉を教えるのは、とても大切なことのような気がする。