小林よしのり

甘利大臣、ゲスノ極みのカネ余り

小林よしのり

政治・経済
2016年 1月 29日


甘利大臣が辞任した。

「口利き」を期待して業者が「ようかんと現金の入ったのし袋」

を手渡す。

あるいは現金の入った封筒を手渡して、なにげにポケットに入れる。

時代劇の悪代官や、現代ドラマの悪徳政治家の行為として、

何度も見てきた光景が今も現実に繰り返されている。

 

業者がカネを持って来たら、普通に受け取るという感覚は、

おそらく多くの政治家に蔓延している悪習なのだろう。

だから自民党議員たちも、「罠に嵌められた」とか言い出す。

ジャーナリズムの手法の方を問題にしたがる政治家は、

自分がやってるからだろう。わしはそう思う。

 

国民の血税から政党助成金ももらっていながら、まだ口利きの

企業献金ももらうのだから厚かましい。

政治家の秘書というのも、業者に接待受けたり、業者からの

カネを使いこんだり、卑しい奴らだね。