小林よしのり

「朝ナマ」にやらせ疑惑が発覚

小林よしのり

マスコミ・報道
2016年 1月 1日


読者から教えてもらったが、今回の「朝ナマ」でヤラセが発覚した

という。

自民党議員が一般人(建築板金業)を装って、「民主党政権時代より

マシになって、モノが売れるようになったという声が自分の周りで

聞こえる」と発言したのだ。

今、ネットで確認したが、大森昭彦という大田区議だ。

あきれた!

 

どうも今回の「朝ナマ」は奇妙な感じがしたのだ。

打ち合わせで、アベノミクスで3時までやると言われて、韓国との

慰安婦合意の問題が「討論4」で行われることになってたのに、

そこまで行かなかった。

わしが慰安婦合意問題は「朝ナマ」で発言すると、ブログで書いてた

のに、できなかった。

この慰安婦合意問題は右派知識人も批判してるし、ネトウヨからも

猛烈な非難が出ている。

政権にとって痛手になりかねないから、最後にしておいて、時間切れ

を図ったのかもしれない。

 

アベノミクス肯定派は、山本一太、竹中平蔵、長谷川幸洋、瀬口清之、

三浦瑠麗、猪瀬直樹、以上6名で万全の態勢だ。

田原総一朗は「朝ナマ」は言論の自由を守ると言っていたが、ヤラセ

を仕込んだという疑念は、パネリストの構成に対しても、わしの疑念

を生んでしまった。

 

もちろん、相手が何人であっても、論破しなければならない。

アベノミクスが議論の大半になると聞いてなかったので、油断した。

今後は経済の問題も日ごろからもっと勉強しよう。

 

わしは田原総一朗のジャーナリスト魂を尊敬して「朝ナマ」復帰を

決めたのだ。

わしを裏切るなよ!