小林よしのり

『天皇論』の変化について

小林よしのり

日々の出来事
2016年9月15日 02:13


昨日、『天皇論』はまだ甘かったというブログを書いたら、

高森氏から「平成2888日の前と後では天皇論が

変わって当然でしょう」というメールをいただいた。

なるほど!

 

過去のある時点で、こう言った、ああ書いていたと言っても、

前提条件は常に変化している。

 

天皇陛下ご自身が、時代感覚や、過去の教訓や、皇族数や、

国民の負担なども考慮されて、天皇像を漸進的に変えて

いかれる。

 

それについていけないのが、自称保守であり、頑迷派であり、

陋習派である。

 

過去の一時点での発言に捉われてしまってもダメなのかも

しれない。

あくまでも、過去はこう言っていたが、現在はこのように

変わった、その理由はこうだからだと説明責任を果たして

いくことが大事なんだろう。

 

当然だが、何を言っても過去のことだから許されると誤解

してはいけない。

人間は成長するのだから、過去の自分の考えがなぜ変化

したかを自覚することが成長なのだろう。

 

わしは次に描く『ゴー宣special』で、過去の考え方の

更新も含めて、現時点での天皇論を描くことになる。

だが、それもさらに、将来、更新するかもしれない。

 

実は『天皇論』は、文庫版ではすでに更新されている。