小林よしのり

『おぼっちゃまくん』創作で勝手に興奮する

小林よしのり

日々の出来事
2016年 5月 28日


単行本用の『おぼっちゃまくん』第一話を考えているのだが、

これはまた凄い傑作になりそうだ。

ギャグは絶えず繰り出すのだが、それが社会風刺的に深い、

つまりブラックユーモアの洪水になる。

「コロコロアニキ」に載せる『おぼっちゃまくん』は徹底した

エンターティンメントを狙ったが、単行本はより多くの大人

にも読んでもらえるように、深く深く斬りこむ。

かといって子供には難しいかといえば、全然そんなことはない。

子供にも大いに楽しめて、無意識の中に知性が侵入してしまう、

そういうギャグ漫画を描くつもりである。

自分でハードル上げてるが、それも全然かまわない。

絶大な自信があるからしょうがない。

漫画史上初のギャグ漫画の描き下ろし単行本、それが出来るのは

わしだけだ!