小林よしのり

「よしりん辻説法」のコンセプト

小林よしのり

日々の出来事
2017年 2月 15日


間もなく「SAPIO」『ゴーマニズム宣言』のわしの

ペン入れが終わる。

あとはスタッフが21日(火曜)の締め切りまでに

間に合わせられるかだ。

 

今月は28日にも「FLASH」の締め切りがあるから

少し厳しい。

わしは今日から『よしりん辻説法』のコンテを始める。

 

『よしりん辻説法』は担当が女性なので、その感性を

最大に活かそうとしているが、雑誌を買う人は男性が

圧倒的多数なので、男が喜ぶ視点は欠かせない。

そのバランスをどう取るかが課題だろう。

 

作家は貪欲に新しい感性を取り入れて、自分を変えて

いかねば生き残れないと、わしは考えている。

わしは皇位継承問題を考えるうえで、「男尊女卑」の

マッチョイムズがつくづく馬鹿らしくなってきた。

 

「男系血統」をありがたがるシナ的男尊女卑の観念や、

小池百合子に「厚化粧の女」とか言い放つ石原慎太郎的

マッチョイムズを、葬り去らねばならぬと思うように

なった。

 

『よしりん辻説法』では、底流に男女の性差の問題を

意識しておけば、自分の新しい引き出しが開けられると

考えている。