小林よしのり

中学生と5歳児との握手で良い正月

小林よしのり

日々の出来事
2017年 1月 4日


京都の展覧会で若冲を見て迷いのない筆の運びや偶然性

を活かす描き方に感心し、コンピューターには出来ない

絵を描かねばならぬなと思っていた。

 

すると家族が話しかけてきて、父親に握手を求められ、

中学生の息子に茶魔のサインを求められた。

親から借りて読んでいたのか、息子は選集に描いた新作を

喜んでくれていて、握手も求められた。

 

するとその間、5歳くらいの娘がおもむろに手袋を外して、

待っていて、わしに恥ずかしそうに握手を求めてきた。

 

5歳の娘が『おぼっちゃまくん』を知っていたのかどうか、

全然わからんのだが、5歳の娘のお手てが可愛くて可愛くて、

こっちが得した―――――♪と思ってしまった。

 

今年は神社には行ってない。

神社界は男系固執だと聞いて、参拝する気にならなかった。

 

けれど5歳の子に握手を求められて、その小さな手の感触

に感動してしまって、今年は春から縁起がいいやと明るい

気持ちになってしまった。

はあああ・・・可愛かった―――――絵文字:ハート