小林よしのり

朝ドラのこと、宇多田のこと

小林よしのり

日々の出来事
2016年 12月 24日


『天皇論』の原稿が上がり始めて、今日持ってきた3本分の

チェックは終わった。OKだ。

 

しかしNHKの朝ドラ、見てるか?

疑問だらけなんだが、戦争に行った男が、婦人たちの前で

商品説明するプレッシャーで失神してしまったのには驚いたな。

あれじゃ戦地では死んだふりばっかりだったのかな?

 

そして今朝の展開がまたぶったまげた。

今まで職人気質の渋い靴屋のおっさんが、サンタの服を来て、

英語でクリスマスソングを歌っていた。

あの暗い暗いドラマが突然ミュージカルになって、その上、

最後にMerry Christmasの文字が画面に表われたんだぜ。

たまげたなあ。

今どきクリスマスがそんなに特別な日と思ってる者もいない

のではないかな?

 

だがクリスマスで唯一楽しみなのが小田和正の年一回の

歌番組だ。

今年は宇多田ヒカルが出て、「Automatic」を歌ったが、

上手いのなんのって感激した。

少女の頃はまだブレスが荒くてそれもセンスにしていた

感じだったが、今は声量もあってのびのび声を出している。

なんといってもあの微妙な節回しが実に快感だった。

宇多田ヒカル、上手くなったなあ。