小林よしのり

民進党「譲位は恒久制度で」検討!

小林よしのり

皇室・皇統問題
2016年 12月 18日


民進党の「皇位検討委員会」の中間報告が分かった。

政府と全く異なる主張になっている。

 

「天皇の公務負担軽減では問題解決にならず、譲位を容認

すべき」

 

「高齢化社会なども踏まえ、譲位制度の恒久化が必要」

 

「譲位は憲法2条も踏まえ、一代限りの特別措置法でなく、

皇室典範改正で臨むべき」

 

「皇位継承の安定化を図るため、女性宮家の創設や

女系天皇も検討が必要」

 

これなら天皇陛下のご希望に100%適っている。

民進党、見事だ!

 

天皇陛下の譲位に反対している者たちは、男系固執派である。

「男系しか許せない」という劣悪な「情」に支配されて、

陛下に叛逆しているだけである。

 

今まで「旧宮家系の男系男子」と言っていたが、とうとう

皇族希望者が一人もいないと気づいて、旧宮家系以外にも

男系はいくらでもいると言い出した。

 

こうなるともう神武天皇の血をひく男系男子は無数にいるはず

だから、誰でもいいということになる。

中には皇室解体を胸に秘めた「極左」だっているだろう。

 

天皇陛下には完璧な「理」がある。

それが男尊女卑の「情」に支配された男系派には分からない。

民進党に期待するしかない!

 

年末、多分29日に野田幹事長と「生放送」で対談するから、

楽しみにしていてくれ。