高森明勅

3度目の独立

高森明勅

2017年8月16日 23:00

日本はこれまで2度「独立」を達成した。

1度は古代。

シナを頂点とした冊封(さくほう)体制からの脱却だ。
「天皇」
というわが国独自の君主の称号は、その「独立」の証
(あかし)
だった。

2度目は近代。
幕末に押し付けられた不平等条約を、明治44年に最終的に
改正する事が出来た。
自力で欧米列強と国際法上、完全に対等な地位に登った
アジアで最初の国になった。
これこそ、
明治維新のゴール。

では今の日本はどうか。

アメリカの「ジュニアパートナー」(篠田英朗氏)。

端的に言えば、事実上の属国。
国防をアメリカに決定的に依存し、
生殺与奪の権を握られている。

だから、当然。

現代の日本人は“3度目”の独立を目指すのか。

もし目指すならば、当たり前ながら
「自前の軍隊」を持つ必要がある。

その為には、憲法(9条2項)の改正が不可避だ。

目指さないなら、憲法改正は無用
(又は自衛隊加憲でお茶を濁せば良い)。

その場合、日本はどうなるか。

アメリカが必要と認めている間は(今のまま)アメリカの属国。
アメリカに必要でなくなれば、
恐らく中国かロシアの属国になる
だろう。