小林よしのり

子供のネット信頼度は過去最低だった!

小林よしのり

日々の出来事
2017年 7月 27日


倉持麟太郎氏が出てるので、「モーニングクロス」を見たが、

倉持氏の「交戦権」と「自衛権」の違いの話は面白かった。

だがわしはすぐ忘れてしまうので、「ゴー宣道場」でもう一度、

説明してほしい。

 

この番組で一番驚いたのは、小中学生の情報リテラシーが、

知らぬ間に進歩していて、子供のネットへの信頼度が、過去

最低になっているという事実だ!

小学生が一番信頼しているのは、なんと「新聞」だった!

ネットを信頼するのが29%で、テレビが713%だという。

20代も信頼するのは「新聞」という者が多い。

 

どうやらインターネットが直撃した30代、40代あたりが、

「ネット依存」で、「利用」も「信頼」もネットになって

いるのだろう。

子供たちはネットを「利用」するが「信頼」はしないという、

わしと同じ感覚になっているらしい。

まったく凄いことだ。

 

「マスゴミ、マスゴミ」と言って、新聞もテレビも信頼

せず、ネットこそが真のメディアだと言っているネトウヨの

世代は、もう古くなっていたのだ!

彼らは子供たちに負けてしまっているわけだ。

 

今発売中の「FLASH」『よしりん辻説法』で、メディアの

信頼性の問題を描いているが、これは子供の方が分かって

くれる内容だろう。

時代は変わる。憂えていたら、結構早く変わってしまうの

だなあと希望を持った。