小林よしのり

東浩紀の迷走主張

小林よしのり

日々の出来事
2017年 5月 23日


今、『よしりん辻説法』のコンテが上がった。

今日は「SAPIO」の締め切りだから、今から欄外をやる。

そのあと『大東亜論』描き下ろしのペン入れ。

 

東浩紀のツイッターの内容を読者が知らせてくれたが、

酷いもんだね。

森友・加計学園の問題を「大したことない、違法ではない」

とする感覚は橋下徹と同じ。

公務員が身内・縁故主義でいいはずないじゃないか。

国有地をタダでプレゼントして、補助金を何億も渡すと

いうなら、京都産業大学の方が資格があるだろう。

常識ある人間なら、誰でもそう考える。

相対主義に甘えてるんじゃねえよ!

今さら「共謀罪」の危険性を言ってるが、民進党は
森友・加計を追及しつつ、共謀罪も全力で追及して
いた。
東浩紀が何をしたと言うんだ?
ラジオでちょろっと言ったくらいで責任果たした気に
なるんじゃない。
 

東浩紀は、天皇の退位問題でも、左翼の原武史を支持し、

なんと自称右派の平川裕弘・渡部昇一を支持している。

これが実に滑稽だ。

今や自称保守は極限まで劣化していて、「国民主権」を

信奉する自虐史観になっている。

現在の自称右派が、天皇制に関しては、「極左化」して

いるから、こんな現象が起こる。

右も左も、立憲君主制とは何かが分かってないから、

その狭間で東浩紀がオロオロしてしまう。

 

やっぱり新たな『天皇論』を描かねばならぬのだろうか?

別のタイトルで描き下ろすことも考えよう。