小林よしのり

アッキード事件の証明

小林よしのり

日々の出来事
2017年 3月 24日


人のメールなんか公的な意味合いがあるのかどうか疑わしいが、

籠池夫人と安倍夫人のメールの内容がテレビで報じられている。

安倍昭恵の声はマリア様のような優しい声で、籠池夫人の声は

低音の老けたおばはんの声で読まれている。

印象操作だろう。

 

(昭恵)デビ夫人はすごいですね!(マリア様の声で)

(籠池)あきえさんも協力してください。(おばはん声で)

(昭恵)祈ります。(マリア様の声で)

 

くだらないなあ。笑ってしまうよ。

こんなメールで議論したって意味ないだろう。

キリスト教徒なのかどうか知らないが、こんな罪深いイノセント

はないですよ。

 

証人喚問後の、安倍昭恵のフェイズブックでの反論も、本人が

書いたものではないと、わしは思っている。

あれは官僚が書いたものだ。

 

寄付金100万円について、安倍昭恵は一貫して「記憶にない」

と言ってたのに、フェイスブックでは「寄付金をお渡ししたこと

も、講演料を頂いたこともありません」と断言調になっている。

 

しかも「籠池夫人とのメールのやり取りの中では、寄付金が

あったとか、講演料を受け取ったという指摘がない」と客観的

に分析し、「私からも、その旨の記憶がないことをはっきり

とお伝えしております」と締めくくっている。

第三者が書いたなとすぐ分かる。

 

政権が、今回の「アッキード事件」に関する安倍昭恵の肉声を

完全に封じている。

 

この問題はやはり「アッキード事件」だったのだ。

安倍昭恵を証人喚問して、籠池と昭恵、どっちが偽証罪で逮捕

されるかを見るしかないだろう。