高森明勅

改憲vs改憲

高森明勅

2017年 11月 10日

山尾志桜里議員は、安倍首相が目指す自衛隊加憲論に、
立憲的改憲論で対抗しようとされている。

一部の左翼がこだわる旧式の護憲論は、
とうに見切っているのだ。

しかも、先手を打つ大切さを強く自覚されている。

だから、早急に中身を練り上げる必要がある。

その場合、リベラル的改憲論をいち早く打ち出している、
倉持麟太郎弁護士の助力は不可欠だろう。

私自身、ご譲位を可能にする法整備の際に、
お2人と“隠れ家”
にこもって長時間、一緒に仕事をした。

両氏とも実に有能かつタフで前向き。

舌を巻いた。

この2人の貢献がなければ、
あの法整備もどうなっていたか。

憲法問題でも、あの時に劣らぬ活躍が期待できる。

山尾氏がメディアの「むき出しの好奇心」に屈する事なく、
公(
おおやけ)の為、天下国家の為に、倉持氏を改めて
政策顧問に迎え入れた事を喜びたい。

その勇気には頭が下がる。