泉美木蘭

と、とりま

泉美木蘭

2015年 10月 6日

『とりま』の意味がよくわかっておらず、
デモのプラカードに登場した「とりま廃案」という言葉を見ても、

「また、わけのわからんネット用語があるんやなあ」
くらいで、知ろうともしていなかったので、
関西ゴー宣道場のテーマ発表に、思わずゲッと凍っちゃった私です。

「とりあえず、まぁ」という意味なんですね。
考えてみれば、日本人は「とりあえず、まぁ」と肩を抱き合い、
みんなで仲良く重要なことを直視する痛みを
とりま避けて、
とりま流しに流しつづけて、とりまふざけにふざけつづけて、
とりま立ち止まってみたら、とりま大変な事態になっていて、
自分の無知にとりま頭を抱えるんだけど、
とりまそこは忘れて、とりま怒って、とりま周りを見てみたら、
同じくとりま怒っている人がいっぱいいたので、
とりま自分の怒りが「とりま正しいんだ」と安心して、
とりま集って、とりまデモってるのが、とりま民主主義だと、
とりま思ってるのかもしれないですね。

先日の打ち合わせの席で、
関西ゴー宣道場の準備をして下さっている関西組の方々から
送られてきた、会場の写真など見せていただきました。
すごいなあ、イメージがわきやすいように、
丁寧にいろんな場所を撮ってあって、
まだ行ったことないのに、すでに会場の自販機のジュースの
種類までとりま把握したわたしです。

これで「とりま」にとりま慣れたぞ。
で、「とりま」って、どこにアクセントおいて発音するんだ?