小林よしのり

「世にも奇妙な物語」が面白かった

小林よしのり

日々の出来事
2018年 5月 13日


「世にも奇妙な物語」に「ゴー宣道場」門弟がCG

担当しているというというので見てみた。

白石麻衣の演技がなかなか上手くてびっくりした。

倉科カナは安定の上手さ、分かり切ったストーリーなのに、

感動させてしまう。

 

「不倫警察」というドラマが現代版「世間」の恐さを

皮肉っていて面白かった。

去年は「不倫」、今年は「セクハラ」、道徳的な悪を犯罪に

して、個人を吊るし上げたがる現代のメディアがつくる

「世間」の暴風は、疑われたらもうおしまいというところ

まで行きつく。

 

誰かを吊るし上げたくてしょうがない気分が蔓延してる

のだろう。

メディアやネットが忽ち「人民裁判」を始めてしまう。

セクハラした当人だけでなく、その周辺の者たちも、

「公平・公正」を要求する意見もすべて封殺されて、

吊るし上げを楽しみ始める。

「不倫警察」は良い企画だった。

渋谷の街のCGが殺伐とした「世間」を表していて

効いていた。