小林よしのり

創作意欲は無限である

小林よしのり

日々の出来事
2018年 1月 29日


FLASH」『よしりん辻説法』のわしのペン入れが終わった。

朝、トッキーが取りに来てくれた。

締め切りは21日(木曜)だ。スタッフ諸君、頑張れ。

 

今日から『おぼっちゃまくん』の連載第一回のアイデアを考え、

シナリオを始めたいが、ライジングの仕事もある。

小説誌に描く『おぼっちゃまくん』は、童心のままに、大人が

読んでも面白く、厳しめの毒を盛る作品にしたい。

 

いつも年齢的な限界のことを考えるのだが、どうしても今の

創作意欲が膨大すぎて、描けなくなることが考えられない。

描きたいアイデアが山のようにあって、10年経っても描き

尽くせないのじゃないかと考えてしまう。

 

ひょっとしたら日本人がどんどん堕落していくからこそ、

あれも描かにゃ、それも描かにゃと、わしの創作テーマが

拡がっていくのかもしれない。

『新・堕落論』は、日本人の堕落のほんの一部であるが、

ニーチェやバジョットやシュムペーターの思想・分析は、

その堕落の核心部分を突いているので、知っておくべき

だろう。