泉美木蘭

下村博文、それ、脱法ヤミ献金でしょ。

泉美木蘭

2017年 6月 29日

下村博文・自民党幹事長代行の加計学園からの献金問題、
ああ、やっぱりなあって感じだ。真っ先に思い出したのが、
5月23日配信のライジングで紹介したこのチラシ。
2013年9月16日(月)に、加計学園・英数学館小学校で行われた、
「グローバル教育説明会」の申込書に添えられているコメント。

ああ、安倍家同様に濃厚なつきあいがあるんだな、
似た構造があるなって思うし、
『文部科学大臣夫人』ねえ。ふーーーーん・・・って考えるよね。

記者会見では、加計学園から受け取ったものじゃない、
個人や企業11人からちょっとずつ集めたものを、加計学園の秘書室長
が持ってきたんだ、その合計が200万円なんだと説明していたけど、
「11人」って数字を出してきたこと自体が、帳尻あわせだろう。

政治資金規正法では「20万円以上」の場合は報告書に記載しなければ
ならないことになっている。
10人以下から200万円を受け取った場合、どうしても最高額で20万円
渡した人が出てしまって違法になるけど、
11人から200万円と言えば、最高額が約18万円という計算が成り立つ。
だからセーフだろ、と?

へっ。下村’s イレブン。
それって、脱法ヤミ献金って言うんですよ。

「稲田朋美防衛相が誤解を与えるような発言をしたことについては
残念だ。ただ、実際に、自衛隊とか防衛省に選挙応援をお願いする
わけじゃないし、もちろんそういう風にはならない。
これで辞任となったら続けられる人は、誰もいなくなるんじゃないか」


これは、昨日、下村博文が言った言葉だ。
《これで辞任となったら続けられる人は誰もいなくなる》
ええ、本当にそうですよ?
“安倍人事”と言われる閣僚に、まともな人がいないんだから。
本来なら、もう3、4回ぐらい内閣総辞職してて当たり前の事態に
なっているのに、屁理屈と逃げをこいて、恋々と権力の座にしがみ
ついているだけで、もうまともに続けられる人は残ってないですよ。