小林よしのり

吉岡里帆、綾瀬はるかを見る楽しみ

小林よしのり

日々の出来事
2018年 7月 18日

毎朝、クーラーの風の寒さで目が覚めるが、数分後には
狂った暑さに怒りがこみ上げ、あわててクーラーを入れ、
テレビをつけたら豪雨被災地では7人も救助した警察官が、
直後に土砂崩れで亡くなっていたり、未だに行方不明の
警察官の顔写真を見て、その若さに胸が締め付けられ、
暑い寒いなんか言ってる贅沢を反省し、気分が晴れない
一日がスタートする。

昨日は『健康で文化的な最低限度の生活』というドラマを
見た。
生活保護の実態なんて、暗くて息苦しい話にしかならない
のではないかと思っていたが、意外にこれが全然知らない
世界なので、勉強になるし、興味津々で見てしまった。
ただし、吉岡里帆が主人公でなければ、見なかっただろう。
里帆の演技が表情豊かで、情緒の変化を巧みに伝えるし、
暗い話でも、里帆が笑顔になると、一気に明るい気分に
させてくれる。
吉岡里帆じゃなきゃ見てなかった。
共演者の川栄李奈と水上京香も好きだから、これは毎回
見なければならない。

それから綾瀬はるかの『義母と娘のブルース』が最高に
面白い。
これは屈託なく楽しく、笑えて、泣ける。
綾瀬はるかも美人で演技も上手いし、アクションもできる、
コミカルな役もできる、素晴らしい女優だ。
子役が抜群に上手くて可愛いのも、このドラマが無条件に
楽しい要素だ。楽しみができた。
ドラマしか楽しみはない。