小林よしのり

「巨人の星」の一徹と飛雄馬のエピソード

小林よしのり

日々の出来事
2019年 5月 23日

「ゴー宣道場」の内輪でしか分からない話だが、最近
わしが「ちぇぶちぇぶ」と言い過ぎているらしい。

これは最近、わしが女性の地位や価値を上げなければ
ならないと本気で考えているからであって、そのための
人材として、「ゴー宣道場」では、ちぇぶが貴重だと
思っているからである。

本人がのぼせ上がるかもしれないが、フェミニズムに
女性の地位向上のテーマを任せてはおけない。
わしが「保守」の立場から、それをやる!

女性天皇の問題も、レイプ裁判の判決も、日本は女性
の地位が低すぎることが丸見えである。
日本をボコハラム国家のままにしてはおけない。

かといってフェミニズムの男女平等原理主義は嫌い
だから「保守」の立場から、女性の価値をもっと
上昇させたい。

昔、『巨人の星』で、野球部の監督になった星一徹が、
息子・飛雄馬を、部員の前で堂々と褒めるシーンが
あった。
すると飛雄馬が言うのである。
「父ちゃん、自分の息子を贔屓しないでくれ」
一徹は言う。
「馬鹿者!わしは客観的な評価を言ってるだけで、
贔屓などしておらん!おまえの方が親子関係を
野球の場に持ち込んでおる!わしはおまえを息子と
してではなく、選手として見ておるだけだ!」

このわしの考えを理解しているのが、音響システム
導入計画で、ちぇぶを助けた男たちだ。
わしは、思想的に彼らとは共鳴できていると思う。
「人材」を見る!「能力」を見る!
それだけのことだ。