小林よしのり

週刊新潮から電話があってさ

小林よしのり

日々の出来事
2019年 5月 17日

週刊新潮のインタビューを受けたのだ。
佐藤浩市の件で。
そのついでに色んなことを言ってやった。

あのKAZUYAってのは頭悪すぎだろと言ってやった。
「令和」の「令」の由来を懇切丁寧に教えて、
「令」は「命令」に決まってるじゃないか、白川静の
「字統」を見てみろと言ってやった。

だが「KAZUYAさんも元は小林さんの影響を受けた
人ですよ」と言うから、「成長してないだろうが!」と
言ってやった。
「しかも『戦争論』のテーマは「個と公」なのに、
そのテーマすら分かってないじゃないか!」と言って
やった。
KAZUYAなら、今の「ゴー宣道場」の門弟門下生の
方がはるかに頭がいい。
わけが分からんよ。

他にも「公」と「権力」は違うということも教えてやった。
わしは「公」を守るのであって、「権力」は守らない、
「権力」を守るなんてダサいとも言ってやった。
わしは、自民党が政権取ろうが、野党が政権取ろうが、
「公」からズレたら批判するんだと言ってやった。

今の「体制」は戦後レジームであって、安倍首相が「戦後
レジームからの脱却」をやるなら、「権力」と「公」が
重なってるから応援したっていいが、実際は「戦後レジーム
の補強」じゃないか!
戦後レジームは「公」でもないし、「体制」そのものじゃ
ないかと言ってやった。

他にも「なんで週刊新潮が訴えられないで、週刊新潮の
記事を信じて描いたわしが訴えられてんだ?」と言って
やった。
「それでも伊藤詩織に関する記事は立派だ」と褒めておいた。

どうせ商売の論理しかないのだから、言ってもしょうが
ないんだけどね。