小林よしのり

政治的運動への警戒感

小林よしのり

日々の出来事
2019年 1月 31日

わしは政治的主張で群れを頼って圧力をかける
「運動」が大嫌いである。

それは右派だろうと左派だろうと大嫌いである。

これは大学時代の運動からの離脱にせよ、

薬害エイズ運動からの『脱正義論』にせよ、

教科書運動での「良き観客であれ」という抑えと、
そこからの離脱劇にせよ、

わしが人生で肝に銘じてきた考えである。

なぜ嫌いなのかの分析ももう済んでいる。

MeTooなどのフェミニズム系の女性の権利拡大運動も、
共感をしながら、運動の暴走を警戒する「脱正義」の
視点は、絶対忘れてはならないと思っている。

雑駁な頭脳では、わしの思想を理解できまいが。