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小林よしのり

スタッフに告ぐ

小林よしのり

日々の出来事
2020年 1月 11日

今年は「建国論」のための取材があり、「ゴー宣道場」
を東北で開催するなら、震災後に回った東北の各地域
の現在をあらかじめ取材しておきたい。
つまり日にちを空けなければならない。

なので原稿のストックを作らなければならないのだ。
スタッフはこれに協力してくれ。

作品は机の前だけではできない。
読書も必要だが、取材も絵をかくためには必要だ。
写真も撮ってくればそのまま使える。

この締め切りラッシュの状況で、取材で数日を空けたら、
その期間はわしがペン入れできないから、なんとしても
原稿のストックを作っておく必要がある。

わしは『ゴー宣』のコンテをガンガン先まで描くから、
スタッフもガンガン先まで描き進めてくれ。
今の締め切りギリギリに原稿が上がる状況から脱出
すること、これが今年の重大課題だ。

小林よしのり

漫画家

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」（光文社）にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」（扶桑社）にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」（幻冬舎）にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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