泉美木蘭

泥にまみれて書いた

泉美木蘭

日々の出来事
2019年 11月 18日

2日前、ライジングのために『泥にまみれて』の感想を
書いたのだけど、どうしても納得がいかなかった。
それで、昨日一日ずっと引っかかったまま他の仕事をして、
ぶりを照り焼きにしながら考えて、
野球の日本・韓国戦を見ながら考えて、
いよいよ9回で山﨑康晃がマウンドに上がったときも
「おおおおお、ヤ・ス・ア・キー!」
と思いながら考えて、
洗面所で歯を磨こうとして鏡を見たら、
なんと顔が泥にまみれていた。比喩的にな。

でも一晩寝て、今朝、早朝の雨上がりの路上を自転車で
ぴゅーっと走っていたら、急に視界が広がった。
自分の顔にまとわりついていた混沌としたものが、
つるっと一枚めくれて飛んでいったようだ。
泥にまみれて泥パックだな。

そういうわけで、新しく書きなおしたのをライジングに。
最初に書いたのよりは、自分で納得できる。

ところでまたもや昔の映画だが、
八千草薫をしのんで、
川端康成原作の『美しさと哀しみと』を見た。
すごい。めちゃくちゃ面白かった!
八千草薫と加賀まりこがヤバいほど綺麗だ。

最近、映画館に足を運べなくてDVDとプライムビデオ
ばかりだから、なにか観にいきたいな。
バスキアも、行こうと思っているうちに終わってしまった。
ショック。