小林よしのり

郵便投票は民主主義の質を落とす

小林よしのり

日々の出来事
2020年 11月 6日

トランプが長々と敗北の言い訳をしているが、それを
美意識がないと批判しても仕方がない。

トランプは無茶苦茶だったが、面白かった。
トランプの人種差別的な感覚も嫌いだし、金正恩との
パフォーマンスも嫌いだし、嫌いなところがいっぱい
あるのに、トランプがいなくなるのは寂しいとも思う。

そういうポピュリズムは、小泉純一郎のときも、安倍晋三
のときも、そして橋下徹に対する大衆の追従ぶりにも
現れている。

コロナを怖がらず、コロナに罹ってもすぐ回復して、
精力的に遊説を繰り返すトランプはカッコ良かった。

「郵便投票」はわしも賛成しない。
日本でも「ネット投票」が語られるときがあるが、わしは
大反対する。
選挙は会場に行かなければならない。
「不在者投票」までは、会場に足を運ぶから肯定するが、
ネット投票や郵便投票はダメだ!

コロナが怖いから郵便で、なんていう票は畜群票だ。
そんな臆病な怠慢な弱虫は、そもそも民主主義に参加
する資格がない!

「郵便投票」がダメというのは、トランプが正しい。