小林よしのり

トランプ大統領は逆転のチャンスだ

小林よしのり

日々の出来事
2020年 10月 3日

トランプ大統領が陽性になったと世界中のマスコミと
大衆は大騒ぎだが、大統領選の逆転の大チャンスだ。
ブラジルのボルソナロのように軽症で復活すれば、
支持率爆上げになる芽が出てきた。

マスコミと大衆は、トランプが新コロを軽く見ていたとか、
マスクをしてなかったとか、それらが原因のように言っ
てるが、そんなものは陽性の原因ではない。

アジア人と違って、気の毒だが、新コロに対する免疫力
が弱い欧米人だ。
免疫虚弱国民の間で、新コロが大流行してるときに、
外出して人に会わなければならない大統領の職務が
あるのだから、しかも選挙の真っ最中に熱心に群衆の
前に出ていくのだから、感染リスクが高いのは当然だ。

感染したことが「バチが当たった」みたいに言ってる
奴らは非科学的である。
新コロ感染は「罰」ではないし、「犯罪」ではない。
非科学的な奴らが多いから、差別ばっかりの全体主義
になるのである。

マスクは食事中には外さざるを得ないし、食事中が一番
飛沫が飛ぶのだし、人間がモノを食う存在である限り、
感染リスクは避けられない。
公衆トイレが一番ウィルスが多くて、トイレットペーパー
にだってウィルスは付着しているだろうが、それを恐れ
たら外出できなくなってしまう。
さらに、家庭と職場が感染拡大のリスクが一番高いの
だから、一家離散して、職も捨てるしかなくなる。

マスクなんて大して役に立たないから、マスク着用率
ほぼ100%でも、毎日、陽性者は見つかっているでは
ないか。

流行したら集団免疫が出来るまで収まらないのだ。
経済を止めれば被害はもっと拡がるだけ。
トランプは無知だが、間違ってはいない。
ボルソナロは一貫して正しかった。
ボリスジョンソンが転向したから間違ってしまった。
世界はスウェーデンやブラジルを見習うしかない。

日本人は新コロに対する免疫力が強力だから、たった
1500人しか死んでいない。
欧米人と日本人は全然違う。
日本では、風呂で溺死する日本人は年間5000人だ。
風呂の方がよっぽど恐い。